インドネシア最大級・最先端のデータセンター「JC3」がクラウド・AI基盤を支える
アジア太平洋地域をリードするデータセンター企業であるプリンストン・デジタル・グループ(以下、PDG)は、本日、ジャカルタ首都圏のブカシ県のグリーンランド国際工業団地(GIIC)において、データセンター「JC3」の建設に着工したことを発表しました。JC3キャンパスは、インドネシアで最大級かつ最先端のデータセンター施設の一つとなります。
チビトゥンにあるJC2キャンパスから約25kmの場所に位置するJC3は、PT Perusahaan Listrik Negara (PLN Persero)からの2系統の電力供給を確保しており、必要な電力容量はすでに契約が完了しています。キャリアニュートラルな施設として、ジャカルタの中核ネットワークエコシステムや主要なインターネットエクスチェンジへ接続する複数のファイバールートを提供し、お客様のシームレスな接続を可能にします。
総額10億米ドルを投じる本キャンパスは、ハイパースケールおよびAIワークロードに特化した設計となっており、拡張性と迅速なデリバリーを両立させるモジュラー建設方式を採用しています。また、冷却技術においては、先進的なダイレクト・ツー・チップ液冷に加え、従来型の冷却方式にも柔軟に対応可能です。短期間での完成を目指しており、第1フェーズは2026年第4四半期のサービス開始を予定しています。
また、PDGが掲げる「2030年ネットゼロ」コミットメントに沿って、JC3キャンパスは再生可能エネルギーの導入を推進し、LEED認証の取得を目指しています。インドネシア初のバイオマス発電を採用したデータセンターであるJC2の成功を土台に、JC3では最先端の液体冷却技術を導入することで、高密度ワークロードに対応しながらエネルギー効率と環境性能を向上させます。これは、持続可能かつ信頼性の高いデジタルインフラの構築・運営に向けたPDGの取り組みを示しています。
PDGの共同創業者であり最高執行責任者のバルーン・ラガヴァンは次のように述べています。「インドネシアは、アジア太平洋地域で最も急成長しているデジタル経済圏の一つです。当社は地域全体で卓越した実績を積み重ねてきました。JC3キャンパスは、クラウドとAIワークロードの急速な拡大に伴い、グローバルおよび国内のお客様が必要とする『規模』『性能』、そして『持続可能性』を提供するために特別に設計されています」
新たにJC3キャンパスが加わることで、PDGのインドネシアにおける総容量は約230MWに達します。これにより、同国内で最大級かつ最も信頼されるデータセンタープロバイダーとしての地位を一層強固なものとします。
プリンストン・デジタル・グループについて
プリンストン・デジタル・グループ(PDG)は、データセンターの開発および運営を行うリーディングカンパニーです。シンガポールに本社を置き、シンガポール、日本、インド、インドネシア、中国、マレーシアおよび韓国で事業を展開しています。同社のデータセンターポートフォリオは、アジア全域で最も急成長しているデジタル経済圏でのハイパースケーラーや企業の事業拡大を後押ししています。詳細情報については、 www.princetondg.comをご覧いただくか、LinkedInのフォローをお願いします。
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PDG広報代理 合同会社NEXT PR (担当:永田、古舘)
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